蒼憶に透きとおるような羽を静ひつな夜に帰す幻創夜天　[アニメ感想]DQダイの大冒険(2020)第84話「起て、宿命の騎士」(2022/7/2放送)

[アニメ感想]DQダイの大冒険(2020)第84話「起て、宿命の騎士」(2022/7/2放送)

84話は謎の触手に捕らわれたレオナを追いかけた先にダイが辿り着いたのはバーンパレスの心臓という生きた動力炉＝魔力炉。魔力炉はミナカトールによってバーンの魔法力を吸収できなくなって魔法力を飢えて暴走し、魔法力が高いフェザーを持ったレオナを襲撃した。ダイはレオナを助けにいくところでドラムーンのゴロアに妨害された。レオナを守れなくて悔しがったダイは涙をこぼした。ダイの脳裏にバランが姿を現して声をかけた。その言葉に勇気をもらったダイは再度起き上がって両手の拳には竜の紋章が浮かび、魔力炉を一刀両断し、飲み込まれたレオナ救出。最後の悪あがきを続けて魔力炉と融合したゴロア。亡き父の紋章の力を受け継いだダイはバランの最大最強の切り札を放つ―

天魔の塔内、レオナを捕まえた謎の機械から巨大な白目が開けたことで驚いたダイはそこで聞こえた太鼓の音と叫びの元に向かった。ダイの剣は反応して解放してダイに抜け出された。

ゴロアは名乗ったダイに驚き、ダイに首絞められて問いを攻められた。

苦しんだゴロアは「そんなに急に全部答えられないム～ン」と言い、ダイは首を解放した。ゴロアが喋る語尾が「ムーン」と必ず付けているね。

ドラムーンのゴロアはバーンパレス心臓部の管理者、謎の機械の正体は生命体(あくまのめだま？)をベースにした半分機械でできた魔力炉を説明した。同時にバーンも独言し始まった。

魔力炉はバーンからの魔法力を受けてバーンパレス全域に伝える働きをする生きたエンジンであった。現在はミナカトールによってバーンからの魔法力を吸収する機能が奪われて魔法力を飢えて暴走し始まった。

魔力炉は自ら触手を伸ばして魔力を探り、魔法力の高いと思われたレオナを捕まえた。レオナには魔法力を抱えたフェザーを持ったため、魔法力が高いと勘違いした魔力炉。

ダイはフェザーを全部手放せと伝え、レオナは触手に縛られて身動きが取れなかった。

魔力炉の触手でゴメちゃんまで拘束した。

ダイは魔力炉を壊してやると言い出し、ゴロアは魔力炉破壊でバーンに罰を受けると恐れて困った。

ゴロアが今まで太鼓していたのはバーンから魔力炉を制御するために超重力を生み出す能力を授かり、全開で重力波を放っても暴走が激しい魔力炉を止まれなかった。

ゴロアを見限ったダイは魔力炉を壊しにいったが、魔力炉の周囲はバりアで覆われて近づけなかった。

状況を見たゴロアは何か閃いた。

魔力炉のバリアには普段の物理と魔法も通じなかった。

ダイはアバンストラッシュで魔力炉バリアごとを真っ二つにしようとするときにゴロアはダイに重力波をかけさせて妨害した。

よく考えたら女の子を助ける義理はない、ダイを確実に殺せば船底暮らしから抜け出すチャンスと気づいたゴロア。

ゴロアが重力波を止めて魔力炉の制御を放置したことで触手に捕らわれたレオナとゴメちゃんを肉体ごと吸収されるように絡まってただの団子になった。

ダイは竜の紋章を発動してもゴロアの再び重力波で振リ切れなかった。

ゴロアは落とされたダイの剣を拾い、この剣でダイにとどめを刺せようとした。

その様子を見たバーンは「最後の戦いを目前にしながらゴロアごとき小者に殺られるか…。勇者にしては情けない幕切れだったな…。いや…！最後までわからん…！」と言って見守るのみです。

ダイはレオナを守れなくて力の無さを嘆き悔しくて涙をこぼした。

ゴロアはダイの剣を振った時点でダイの脳裏に突然母ソアラが命を落としたときのビジョンが写って過去視した。姿を現したバランがドラゴンの騎士の人生は戦いの連続、血塗られた歩みに捉われ悲劇・不幸になった女のことを語り、「過去のドラゴンの騎士の悲しき宿命をも断ち切ってみせろ！お前はただのドラゴンの騎士ではない。私の魂をも受け継いだ…まったく新しい超騎士なのだッ！起てっ！起ちあがれダイよっ！！」と励ましてくれた。

その言葉に勇気をもらったダイは初めて紋章の力に目覚めたのもレオナを助けたときを思い出して未知の力を振り絞った。

ダイの右手に続いて左手にも竜の紋章が出現した。それは父から受け継いだ力です。

ダイがドラゴンの紋章が両の拳に光り出したのを驚いたゴロアとバーン。

バーンはダイからバランの力を感知して2つのドラゴンの紋章持ちには双竜紋と命名した。

ダイは双竜紋で重力波を振り切り、紋章閃で放ったビームはバりアを貫いて魔力炉にダメージを与えた。

ゴロアはダイの剣を振りかけたが、ダイは自我を失って本能でその剣を受け止め、平手打ちでゴロアを吹き飛ばした。

その本能はまるでバーサーカーみたいに悪堕ち竜騎士になってしまった。剣でゴロアを斬り殺しに行こうとするときに我に返った。

ダイのアバンストラッシュで魔力炉の巨大な白目を真っ二つにして半壊した。あの団子が落とされた。

バーンは双竜紋を手に入れたダイに脅威を感じた。

ダイは団子からレオナを救出した。レオナは謎の光ガードで無事でした。レオナの服は少し破れた。

レオナは服の中に何か入っていると感じて恥ずかしくダイを向こうむいてと言った。

レオナの胸元から出したのは手乗りサイズに縮んで休眠モードに入ったゴメちゃんでした。ゴメちゃんは魔力炉に捕らわれていた間でずっと魔法力を放出し続けてくれたおかげでレオナは吸収されずに済んだ。レオナを守って偉い。